早くもブリザード
枢軸軍は1ターン前の天候(11/2~11/8)となるが、全面的に降雪となり、ようやく地面が凍結した。枢軸軍はこれから数ターン各戦区の主目標に向かって最後の猛チャージを掛けるのが1941年東部戦線での通例となっている。
ただ、北方軍集団では早くもブリザードとなり、システムとしてはレニングラードを簡単に攻略させたくないのかも知れないが、地上は「軽雪」で攻撃には大きく影響しない。
北方重視の兵站
森林や沼沢が広がるマップ北方は、重要拠点を落とすにはできるだけ時期が早い方が良い。具体的にはレニングラードとモスクワを陥落させるため、1941年の電撃戦はどうしても北方、中央戦区にFBD等の兵站は偏重する。泥濘期間中、中央ではルジェフやトューラまで鉄道補給ラインが通じ、タイフーン第2幕の準備が整っていた。
一方、南方ではトラック補給線(赤線)が極端に長くなっているのが分かる。ハリコフ北西のスムイを拠点とし、ドンバス周辺の部隊にまで補給を届けている。ただ、今ターン漸くドニエプロペトロフスクまで鉄道修理が完了した。
機は熟した
前ターン時点で第41自動車化軍団はネヴァ河を渡河し、第1軍団と共にレニングラードを半包囲していた。第15ターンにシャシストロイを陥落させて以来、6週間にわたり完全孤立化に置かれた同市では、CVこそ29=Xと表示されているが、補給は皆無だろう。地峡部の周辺ヘクスの狙撃師団がほとんどでCV1=4等と表示され、戦力は最低と見て取れる。
今ターンは上空はブリザードで航空支援は得られないものの、地上は「軽雪」であり、攻撃CVは100%を発揮できる。北方軍集団はゴールに向けて最後の突撃を敢行した。
レニングラード陥落
第4装甲集団所属の第1軍団隷下3個歩兵師団には、戦闘工兵が3個ずつ所属し、第41自動車化軍団にも2個の戦闘工兵、つまり戦闘工兵だけで11個大隊!を投入した攻城戦だったが、最終オッズは37.6:1で圧倒した。
第4装甲集団は勢いを駆ってカレリア地峡一掃を目指すが、北レニングラードはじめラドガ湖寄りの赤軍はまだ健在(フィンランド軍と対峙している部隊もいる)で、装甲集団の転進(もちろん中央戦線への)にはもう少しかかりそうだ。
中央でもラストスパート
中央軍集団でも戦争のラストスパートを目指し、モスクワ包囲が試みられる。しかし密林地帯とヴォルガ運河に遮られ、北翼の第3装甲集団の攻撃は20マイルも前進できず頓挫。
南翼の第2、第1装甲集団ではオカ河を大きく突破して敵縦深陣地を蹂躙、第47自動車化軍団-第18装甲師団は西モスクワに隣接した。
中央からは第4軍と第40自動車化軍団が突撃するがさすがにこの防衛ラインは固すぎ、第17装甲師団が10マイル前進するのがやっとだった。つまりはこのラストスパートでは時間切れで、モスクワ包囲には力不足のようだ。
ドンバスの工業都市を攻略
南方赤軍は明らかに狙撃師団を中央に回して不足しており、旅団編成が目立つ。遥々スムイから補給を受けて青息吐息の第48自動車化軍団は、ドンバスの要衝スターリノとゴルロフカ(Resourceの大規模工場)の攻略に成功する。しかし脇を固めるのは同盟国軍が主体で、第13装甲師団はややバルジとなっており、若干危険な匂いがする。
クリミアでは第11軍司令部と第30、第54軍団を投入してあわよくばセヴァストポリの攻略を目論んでおり、ドンバス方面の戦力不足の一因となっている。しかし秋から天候が悪化して以来、空からの包囲が実現せず、オデッサの時とは明らかに違っている。攻城兵器はレニングラード攻略に回されており、各種大口径砲と工兵の集結は本格的な冬の到来に間に合うか微妙だ。





