Decisive Victory

War in the East (Matrix Games) AAR

第58ターン 中央、南部戦線(タンボフ包囲戦)

ロシア中南部に位置する市街(Light Urban)タンボフ。南部で攻勢を掛ける枢軸軍にとり、ロストフと並んで最初に攻略すべき戦略目標となる。
ソ連軍としては仮にドン河、ヴォロネジ川のラインを突破されたなら、北は大河オカの支流であるツナ川(Tsna)、南はドン河に流れ込むいくつかの支流を頼りに、第2線陣地として確保すべき要衝と見る。
 
既に前ターン、200両の戦車と共に第3装甲師団がツナ川を深々と突き破り、その背後に進出された時点で、同師団を包囲してツナ川沿いに戦線を張れなければ、せっかく奪還したリペツクもヴォロネジ河に沿った戦線も風前の灯となる。しかし赤軍は'41年秋以来膠着していた第1線陣地を放棄したまでは良かったが、タンボフ南北で戦線を構築することを怠った。
赤軍はリベツク、タンボフに部隊は置くものの、100キロ程東で取り急ぎの部隊を配置したのだろう。恐らくドン河以南に予備を集めすぎて中央には全く無く、苦し紛れに第3装甲師団前面に鉄道輸送したのだろう。


そう言うわけで第2軍前面戦線は巨大に穿たれ、第4、第2軍に脇を固められ、グデーリアンは南下を継続した。まるで史実のキエフ包囲網小規模版だが、大きく違うのはホトの第3装甲軍までくっ付いてきたことだ。
 
南からはボグチャル付近で橋頭保を持っていない第3、第48装甲軍団(南岸に追い落とされている)が、第44軍団所属の第23装甲、Wiking、第9歩兵師団の虎の子橋頭保を足掛かりに、狙撃3個師団の遅滞戦闘を受けつつも突破に成功した。Wiking師団はタンボフから100キロ南のムチカプ(Muchkap)でグデーリアン部隊と合流した。
 
包囲網維持には、なるべくZOCを残さないという戦訓があるため、ドン河橋頭保北部に部隊が足りなくなった。カリトヴァ川戦線の第40装甲軍団から第22装甲師団を、また第46装甲軍団そのものを第1装甲軍から引き抜いて元の第2装甲軍隷下に復帰させ、Wiking師団に続行させた。
この結果、この戦域には21個の装甲師団中、15個が参加するという思いもかけない大作戦となった(笑)
包囲した敵は戦車軍団は含まず、部隊もそれほど多くないようだが、赤軍司令部は第4打撃軍、第29軍を含んでいる。