Decisive Victory

War in the East (Matrix Games) AAR

第57ターン 中央、南部戦線(かく乱するグデーリアン)

燃料の無くなった戦車は悲しいもので、第4軍団、第44軍団、同盟各国軍部隊の猛攻と各国空軍の地上支援もあり、ドネツの赤軍戦車集団は次々と降伏していった。
この殲滅戦によりT-34やKV-1、西側援助戦車など約800輌、軽戦車600輌以上が撃破、または捕獲された。1個戦車軍団あたり、およそ100輌となる。
恐らくそれなりに訓練を積んだ新生戦車集団だったのだろうが、降伏させたことが大きい。今後もソ連の戦車は代替が効くだろうが、常に訓練不足のまま新たな部隊が前線に現れてくれれば各個撃破が可能だ。
 
それにしても南方では赤軍の縦深が深くなる一方だ。ドン河は大河のままスターリングラード西方で南に大屈曲し、ロストフからアゾフ海に流れ込むのだが、このドン河に囲まれた地域は新たなDの字形で大量の部隊をはらんでいる。
ロストフ北のドネツ河に挟まれた小さいDの字陣地は、地道な平押しで崩しつつあるが、新たなラージDができつつある。
 
この敵の予備部隊の偏りを見て取り、沈黙を守っていたグデーリアン装甲軍が遂に動いた。リャザンの第24装甲軍団、モスクワ東方の第47装甲軍団は、第12軍団が空けた突破口背後に敵の予備がいないのを確認し、一気にタンボフ背面に進出した。
第3装甲軍も南に急いでいるが、クライストまでは遥かに遠い。どうせ南下するなら第2軍と第6軍前面の強固な赤軍陣地線の背後を脅かす奇襲により、これら陣地の放棄を促す。予備の少なさから言ってグデーリアンを逆包囲するには陣地を放棄せざるを得ないだろう。
 
ドンの南では、第1装甲軍が東側の戦線を縮小直線化していた。ドンを北に渡河し第2装甲軍と握手しなければならない。中央戦線の夏期攻勢でも優先すべきはやはり野戦軍の撃破であり、敵が退かないなら、補給に有利な現戦線近くで殲滅するに限る。
赤軍はボグチャル周辺から撤退したかと思っていたが、強力なバルジとして第3装甲軍団前面に立ち塞がっており、南方軍集団はその東西で1つずつ橋頭保を確保した。
 
なお、L.A.H.自動車化師団は再編成の為にノルマンディーに移り、装甲擲弾兵師団として43年に復帰する予定。
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