Decisive Victory

War in the East (Matrix Games) AAR

第16ターン 中央戦線(タイフーン第2幕)

南北500キロに及ぶ広大な中央戦線正面で、ソ連の心臓部モスクワを奪取するための作戦「タイフーン」第2幕が幕を開けた。
ドイツ軍は第1、第2、第3装甲集団、第2、第4、第9軍、総勢63個師団を持ってラストスパートを仕掛け、4か所で戦線を突破した。
 
最も手薄なのは最南端の第48装甲軍団正面で、脆弱な各種赤軍旅団を撃破しつつトューラ地区を縦深深く南から大きく包み込んだ。北からは第3装甲軍団と第24、第40装甲軍団がオカ河の南から突破し、リャザンを無血占領しつつ、これも完璧な縦深でトューラ包囲の北翼となった。正面は第2軍-第35軍団ががっしりと拘束する。
 
一方最も抜くのに苦労したのがモスクワの南だった。ここを突破されればモスクワは風前の灯火となるのは明白で、当然ソ連軍も最重視している。
第43、第53軍団は最初の突破口を切り開くが、赤軍は後退防御を行い、第46装甲軍団は48キロ前進して停止、後は第47装甲軍団-第17装甲師団が北へ、第29自動車化歩兵師団が南へ転進し、それぞれコロムナ(オカ河北)包囲の北翼、モスクワ包囲の南翼をどうにか務めた。
 
北から突破した第3装甲集団も、意外と縦深のある敵陣地と地形の悪さに悩まされたが、第39装甲軍団、第8、第20軍団の空けた突破口を足掛かりに、第57装甲軍団がモスクワの背後に深く切り込み、第2装甲集団と連絡した。
 
モスクワ周辺は森林地帯で河川も多く、赤軍は南方戦線を空にしてまで部隊を集結させていた。機械化部隊の燃料も十分ではなかったため、比較的小さめの包囲網が3つできる形となったが、中央軍集団は41年最後の大仕事の半分は成功させた。残り半分は殲滅戦だが、第17ターン以降泥濘となるとモスクワ占領は地面が凍結するまで待つ必要がある。
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